人は良くも悪くも感情的になってしまうことがあると思います。
特にイラッとした時や、恋人・家族との喧嘩などなど
生活をしていれば感情が表に出てしまうことはよくありますよね?
そんなとき冷静になれるかどうか!
メンタルが、仕事やスポーツでのクオリティの高さに深く関わりがあることは
もうご存知ですよね?
肉体と精神はつながっていて、メンタルトレーニングにより
いい結果、いい仕事ができるようになるということです。
ここでは、テニスの一流プレイヤー錦織圭選手に学んでみたいと思います。
錦織圭選手の試合後のコメントから読み取れること
全米オープンの試合後のコメント
「自分なりに全力を尽くしましたが、自分のテニスができませんでした。
チリッチには祝福の言葉を贈りたい。初優勝おめでとう。
厳しい敗戦で初優勝はできませんでしたが自分のチームには感謝したいです。
トロフィーを獲得できなくて申し訳ないですが、次があると思います。
楽しい2週間でした。スポンサー各社に感謝します。
このトーナメントが素晴らしいものとなりました。
また来年もプレーしたいと思います。
次がある!この言葉がとても大切で敗戦後もすでに前を向いているという気持ちの表れですね。
「逆境になるということを想定していました」
想定していた?そうすごいのは、最悪の状況は想定内だったということです。
そしてそれを力に変えていることこそ強さの秘密な気がします。
「勝ちを信じる気持ちと疑う気持ちが50%50%で、100%勝ちにいくという思いが
なかなかつくれなかったりしたが、それがいまは全くない」
これは明らかに技術の向上だけではなく、メンタルの部分が向上したと言っているようなものですね。
錦織圭選手とメンタルコーチ
錦織選手にはメンタルコーチの元全仏王者のマイケル・チャンさんがいます。
錦織選手は、フェデラーは自分の憧れであったと言っていました。
しかしチャンさんはこう言います。
ロジャーは史上最強の王者だが、コートで戦うとき、尊敬は邪魔でしかない。
テニスで世界のトップに近づくほど、
メンタル面が勝負を分けることを圭は理解しないといけない。
4大大会で準決勝、決勝にいっても当然と思え。
リンク:朝日新聞デジタル
自分の考え方・捉え方でプレーが変わるということですね。
憧れは憧れでしかない。コートで相対したときにその気持ちは勝者のメンタルには必要ない。
試合本番で実力を100%発揮することの手助けとなるのは、やはりこういった
メンタリティだったということですね。
錦織圭選手に学ぶメンタリティ
錦織選手がメンタルトレーニングに取り組んだ結果は、もうご存知のとおり大活躍をしています。
ここまでの内容をまとめてみたいと思います。
メンタルトレーニングを取り入れて大きくかわったところは、勝者のメンタリティ!
自分を信じること。前向きになること。試合中に気持ちをリセットする方法などなどですね。
スポーツ全般に言えることですが、練習でできたことが本番でできるとは限りません。
本番で100%の力を発揮できるように、心を100%の状態に持っていくことが大切。
極度の緊張をほぐすために目を閉じたり、ゆっくり呼吸をしたり、手をグーパーとしてみたりと
色々な方法があります。
自分が何をすればフラットの状態になるのか、まずは理解するところから初めてみるといいかもしれません。
メンタルトレーニングは奥が深くそしてスポーツだけにとどまらず生活の上でも必要なトレーニングの1つですね。