水道水をそのまま飲める国は世界で13ヵ国しかないことを知っていますか?
しかもアジアではアラブ首長国連邦と日本のみの2ヵ国です。
わかっていそうでわかっていない!これほど怖いことはありません。
日本は世界に比べて整備がしっかりしているので蛇口を捻れば
一見綺麗なお水が出てきます。
しかし目には見えないものが混ざっています。そう塩素です!
しかも塩素は水に含まれているフミン質と化学反応を起こし
新たな成分トリハロメタンを生成させます。これ発癌性物質です。
日本でも安心して水道水を飲める時代は終わったように思います。
浄水器を付けることが当たり前の時代に突入ですね。
水道水が危険な理由
以前は日本の水道水は世界一安全!と言われてました。
私も子供のころは水道水をバンバン飲んでましたし
危険とか、美味しくないとか思ってもいませんでした。
その水道水が危険な理由は、
①水道水の原水が川ということ
②安全な水道水を確保するための水道法
③水道水に含まれるいろいろな物質
④水道管の材質と老朽化
まず①水道水の原水が川ということです。
各家で使用したお水、食器を洗ったお水だったり
お風呂のお水、トイレのお水などなど
そのすべてのお水は下水道から川に流れ込みます。
上流で使用した家庭水が下流の家の蛇口から出てくるということです。
さすがにそのまま蛇口から出てくることはありません(笑)
当然、近くの浄水場でお水を綺麗にしてくれます。
ここで出てくるのが②安全な水道水を確保するための水道法です!
誤解しないでください!水道法が悪いとか危険と言っているわけではありません。
この水道法のおかげで、世界でも誇れるほどの綺麗な水道水が各家に届いています。
では何が危険か!答えは塩素です!
この水道法では1リットル当たりに0.1mg以上の塩素が残るよう決められているのです。
浄水場では塩素を2回投入して殺菌消毒しています。
安全な水道水を確保するために塩素というのは絶対に必要なものなんですね。
ですが・・・体に入れるにはどうでしょうか?
分かりやすくいうとプールのお水を毎日飲めますか?
私は無理ーーーーー!でした(笑)
塩素以外にも③水道水に含まれるいろいろな物質があります。
まず発癌性物質のトリハロメタン!
これは最初にも書かせてもらいましたが、水中のフミン質に塩素が触れることで
化学反応が起こり、トリハロメタンが生成されてしまいます。
あとはアルミ!
なぜ?と思うかもしれませんが、これも浄水場での工程の1つで含まれます。
浄水場では、まず細かいゴミや塵を沈殿させるのに、お水に凝集剤を加えます。
これはポリ塩化アルミニウムという薬品で、水の中にある細かいゴミや土、塵などを
くっつけて大きくする働きがあります。
ゴミ等はこれで沈殿するのですが、その薬品に含まれる液体化したアルミ成分はお水の
に残ってしまうんですね・・・アルミはアルツハイマーの原因とも言われますし
体内に摂取するには危険すぎますね。
最後に④水道管の材質と老朽化がこれまた問題なんです。
まず材質ですが、すでに使用禁止になった鉛管とアスベスト!
取り替え工事が進んではいますが、未だにすべてが取り替えられてはいません。
わずかとは思いますが鉛が溶け出し、微量を含んだ水道水となります。
重金属ということでいったん体に入ってしまうと体外に出すのは
とても困難で、いろいろな病気を引き起こしかねません。
アスベスト管も同様にアスベスト繊維が溶け込んでいると言われています。
アスベスト繊維は目で確認することはできません。
しかもアスベスト入りの水を飲むと癌を発生させる可能性があるのです。
ここまで読んで、水道水を飲める!御味噌汁やご飯を炊くお水は水道水でもいい!
と思ってる人は・・・この後の浄水器選びのチェックポイントは必要ありません!
浄水器選びチェックポイント
水道水をそのまま飲むことが危険なことはわかっていただけたと思います。
解決策としては、お水買うか浄水器を設置するかの
2択です。
お水を買うというのは、
家にウォーターサーバーを設置したり
ペットボトルのお水を買ったり
スーパーの無料のお水を持ち帰ったりということになります。
実はこれはこれで、色々と問題だったり危険要素があったります!
がここでは長くなるので省略します。(笑)
浄水器を設置する!とお考えの方はこの後も読んで頂ければと思います。
浄水器ですが、世の中にはたくさんの浄水器が売り出されています。
その中で浄水器を選ぶ際のチェックポイントがあります。
・浄水能力(除去率)
・商品の信頼性を測る基準をどこにしているのか。
上記2点が重要です。
まず浄水能力(除去率)についてですが、
浄水器の機能は!そう除去です!
何をどれだけ取り除くのか!
これだけです!!!シンプルですね~
なので、まず浄水器を購入される際は
浄水器メーカーがきちんと除去率を公表しているかどうかで判断しましょう。
もう一度言いますね!浄水器は除去をどれだけできるかです!
安価!軽量!で選ぶものではないのです!
日本人は白黒つけるのではなく、グレーにしたがりますが(笑)
こーいった場合は、数字できちんと出るものなので白黒つけれるものですね!
アスベスト繊維を何%取り除けるのか!
塩素を何%取り除けるのか!
鉛を何%取り除けるのか!
メーカーがしっかり公表しているものを選びましょう!
もう一つが商品の信頼性を測る基準をどこにしているかということです!
簡単に言うと日本基準か世界基準か!
日本基準というのは、
日本水道協会規格(JWWA)と日本工業規格(JIS S 3201)
世界基準というのは、
NSFインターナショナル
日本なんだから日本の基準でいんじゃない?
という判断をするか
信頼性が高いのはどちらなのか!で判断するか
これは人それぞれですが、私は後者です。
基準となるものが厳しいほうが信頼できる!ただそれだけです。
塩素の除去率は5%ほどJWWAの方が上回っていますが
粒子、アスベスト、化学物質などはJWWAは基準なし
NSFはそれぞれ基準があります!しかもアスベストなんて99%以上除去!
水道水が危険な理由で挙げたアスベストやその他の化学物質の除去に
基準なし!
えーーーーーーー!!!!!!
って感じでした。
結果私が浄水器を選ぶ理由に、上記二点を挙げさせて頂きました。
まとめ
どうでしたでしょうか。
水道水が危険なことをなんとなくなんとなーく、わかってはいたと思いますが
こうやって文字にして見ると、改めて実感していただけたのではないでしょうか。
ただ日本の浄水能力は世界でもトップレベルにあります!
水道水をそのまま飲む!ということが危険なだけであって
蛇口を捻れば透明なお水が出てくるというのは、本当にありがたいことです。
最近「家康、江戸を建てる」という本を読んだのですが
その中に、江戸の水道網のことも書かれていました。
家康は町の発展には人の住みやすい場所にしなくてはならない!
人の住みやすい場所は必ず水が綺麗でなくてはならない!
あの時代に今の水道網の基礎ができあがってるのですが
ホントにすごいことです。
日本の浄水能力が優れていますから、
蛇口から自分の体内くらいまでは自分で判断し
安全な水を取り入れられるようにしましょう!!!